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NPB各世代の安打数ランキングトップ9【2019年版】

ここでは、私ばーなむが参考サイトより集計したプロ野球(主にNPB)のデータをまとめていきます。セイバーメトリクスなど高尚なものではなく、簡単に算出できるデータが中心になると思いますが、野球の試合が無い日の暇つぶしなどにどうぞご一読を。

※最新版のデータは『データ保管室』からどうぞ!

 

1. NPB各世代の安打数ランキングトップ9

開始早々突然ですが、皆さんはプロ野球を見ていて、同世代の選手を気にしたことはありますか?・・・気にしない人もいるでしょうが、とりあえず私は気になります。贔屓のチームの選手でなくとも、密かに応援してしまいます。そこで今回は、現役選手も引退選手も含め来季最年長となる1977年世代から、今季の大卒一年目世代の1996年世代の野手について各世代の安打数ランキングを作成しました。といってもプロ経験選手全員は調べきれなかったので、そのうち各世代の安打数トップ9と、9人の各種指標を簡単に紹介していきたいと思います。なお、以下は過去に私が5ちゃんねるに立てたスレッドとほぼ同じ内容の記事になります。ご覧になってない方は1996年からどうぞ!

※その前に主なデータの説明:太字の世代の横は左から9人の平均打率、合計安打数、平均OPS、年あたりの獲得打席数になります。年あたりの獲得打席数は9人の合計打席数を合計実働期間で割ったもので、出場機会の多さを示します(300以上で多め)。また選手名の横は左から打率(打数-安打)、実働期間、40歳まで現役を続けた場合に2000本安打するのに必要な年あたりの安打数(100を切るとペースが速い;実現可能性の高い選手のみ表示)になります。☆で示された選手は日米通算の値になっています(トップ9の指標とは関係なし)。それでは前置きが長くなりましたが、どうぞ!

 

1996年世代(23歳) 1022安打 平均打率.2489 OPS.691 140.7打席/年

1岡本和真 .281(1164-327) (2015-) 99安打/年
2清水優心 .229(*537-123) (2015-)
3宗 佑磨 .241(*440-106) (2015-)
4中川圭太 .288(*364-105) (2019-)
5太田賢吾 .230(*421-*97) (2015-)
6淺間大基 .231(*399-*92) (2015-)
7辰己涼介 .229(*314-*72) (2019-)
8植田 海 .205(*249-*51) (2015-)
9渡邊佳明 .225(*218-*49) (2019-)

3人の大卒ルーキーがランクイン
これからのレギュラー定着に期待

 

1995年世代(24歳) 1554安打 平均打率.2498 OPS.703 140.4打席/年

1森 友哉 .298(1992-594) (2014-) *88安打/年
2上林誠知 .253(1287-325) (2014-) 105安打/年
3若月健矢 .211(1025-216) (2014-)
4渡邉 諒 .250(*693-173) (2014-) 115安打/年
5奥村展征 .212(*326-*69) (2014-)
6関根大気 .204(*324-*66) (2014-)
7内田靖人 .177(*271-*48) (2014-)
8石川 亮 .210(*157-*33) (2014-)
9楠本泰史 .207(*145-*30) (2018-)

森友哉が引っ張る1995年世代
上位4人以外はレギュラーとは言えないが、これからの活躍に期待

 

1994年世代(25歳) 2981安打 平均打率.2696 OPS.747 312.8打席/年

☆大谷翔平 .286(1745-499) (2013-) 100安打/年

1鈴木誠也 .317(2111-670) (2013-) *89安打/年
2田村龍弘 .227(1821-414) (2013-)
3京田陽太 .249(1649-411) (2017-) 106安打/年
4西川龍馬 .296(1117-331) (2016-) 112安打/年
5大谷翔平 .286(1035-296) (2013-2017)
6大山悠輔 .259(1083-281) (2017-) 115安打/年
7北條史也 .266(1018-271) (2013-)
8近本光司 .271(*586-159) (2019-) 123安打/年
9田中和基 .232(*637-148) (2017-)

来年8年目になる大谷・鈴木世代、ここから急に主力が増えてくる
他に吉川尚輝(99安打)、木浪聖也(95安打)ら

 

1993年世代(26歳) 3511安打 平均打率.2724 OPS.745 331.9打席/年

1近藤健介 .304(2167-659) (2012-) *96安打/年
2茂木栄五郎.277(1751-485) (2016-) 108安打/年
3吉田正尚 .315(1494-471) (2016-) 110安打/年
4桑原将志 .260(1797-467) (2012-) 110安打/年
5高橋周平 .253(1813-459) (2012-) 111安打/年
6髙山 俊 .256(1221-313) (2016-) 121安打/年
7大城滉二 .242(1185-287) (2016-)
8藤岡裕大 .241(*785-189) (2018-)
9神里和毅 .269(*674-181) (2018-)

怪我がちの選手も多いが、チームを支える主力選手ばかり
他に松本剛(146安打)、王柏融(78安打)ら

 

1992年世代(27歳) 4569安打 平均打率.2699 OPS.758 344.4打席/年

1山田哲人 .297(3598-1068) (2011-) *72安打/年
2西川遥輝 .284(3522-*999) (2011-) *77安打/年
3中村奨吾 .249(1891-*471) (2015-) 118安打/年
4源田壮亮 .274(1709-*468) (2017-) 118安打/年
5外崎修汰 .265(1572-*416) (2015-) 122安打/年
6後藤駿太 .225(1562-*352) (2011-)
7糸原健斗 .274(1184-*325) (2017-) 129安打/年
8野間峻祥 .259(*987-*256) (2015-)
9甲斐拓也 .237(*904-*214) (2011-)

山田・西川を筆頭にやたらと足の早い選手が目立つ1992年世代
センターラインの選手が多く、獲得打席数も多い攻守の要
他に中谷将大(214安打)、牧原大成(209安打)、福田周平(201安打)、大城卓三(127安打)ら

 

1991年世代(28歳) 3818安打 平均打率.2562 OPS.762 253.7打席/年

1筒香嘉智 .285(3426-977) (2010-) *86安打/年
2今宮健太 .248(3567-886) (2010-) *93安打/年
3山川穂高 .269(1477-398) (2014-) 134安打/年
4梅野隆太郎.233(1577-367) (2014-)
5堂林翔太 .235(1392-327) (2010-)
6西浦直亨 .239(1095-262) (2014-)
7岡 大海 .231(*897-207) (2014-)
8X.バティスタ .257(*770-198) (2016-)
9原口文仁 .279(*702-196) (2010-)

長打力、パンチ力に定評のある選手が多い世代
海外へ進出する選手も出てき始める年齢だが、筒香はどうか
他に西田哲朗(170安打)、ジェフリー・マルテ(99安打)、スティーブン・モヤ(92安打)ら

 

1990年世代(29歳) 4882安打 平均打率.2566 OPS.679 274.1打席/年

1浅村栄斗 .285(4628-1317) (2009-) *62安打/年
2中村悠平 .241(2684-*646) (2009-)
3中島卓也 .242(2629-*636) (2009-) 124安打/年
4金子侑司 .247(2193-*541) (2013-)
5大田泰示 .264(1803-*476) (2009-) 139安打/年
6倉本寿彦 .257(1547-*398) (2015-) 146安打/年
7西野真弘 .264(1365-*361) (2015-)
8加藤翔平 .244(1120-*273) (2013-)
9杉谷拳士 .222(1054-*234) (2009-)

浅村が引っ張る1990年世代
国内FA権で話題になる選手も増えてくる
他に橋本到(230安打)、立岡宗一郎(218安打)ら

 

1989年世代(30歳) 7970安打 平均打率.2686 OPS.745 397.6打席/年(1位)

1丸 佳浩 .281(4389-1235) (2008-) *77安打/年
2中田 翔 .253(4828-1220) (2008-) *78安打/年
3菊池涼介 .271(4123-1117) (2012-) *89安打/年
4鈴木大地 .274(3649-*999) (2012-) 101安打/年
5中村 晃 .289(3253-*940) (2008-) 106安打/年
6田中広輔 .266(2867-*763) (2014-) 124安打/年
7島内宏明 .277(2421-*670) (2012-) 133安打/年
8岡島豪郎 .258(2006-*517) (2012-) 148安打/年
9伊藤 光 .238(2135-*509) (2008-)

打率は低いが獲得打席数トップのいう数字が表すように、早くからレギュラーに定着した各球団の主力が揃う1989年世代
他にも安部友裕(398安打)、小林誠司(337安打)、井上晴哉(318安打)、ソイロ・アルモンテ(214安打)らが控える
複数人の2000本安打達成を期待したい

 

1988年世代(31歳) 7410安打 平均打率.2866(2位) OPS.815(1位) 311.6安打/年

1坂本勇人 .293(6440-1884) (2007-) *13安打/年
2秋山翔吾 .301(4674-1405) (2011-) *67安打/年
3柳田悠岐 .319(3003-*958) (2011-) 116安打/年
4梶谷隆幸 .260(2692-*700) (2007-)
5宮﨑敏郎 .303(1983-*600) (2013-) 156安打/年
6ビシエド .303(1794-*543) (2016-) 162安打/年
7會澤 翼 .264(1845-*488) (2007-)
8福田永将 .263(1603-*421) (2007-)
9堂上直倫 .226(1817-*411) (2007-)

最強候補と名高い1988年世代は、その評判通り高打率、高OPSの打者が揃う
ネックがあるとすれば、柳田以下の選手の出場機会の少なさや怪我の多さか
世代を引っ張る坂本、秋山には2500安打以上を期待したい
他にステフェン・ロメロ(302安打)、ネフタリ・ソト(268安打)、福田秀平(255安打)ら

 

1987年世代(32歳) 7819安打 平均打率.2641 OPS.712 305.2打席/年

1銀  次 .295(3723-1100) (2006-) 113安打/年
2角中勝也 .286(3729-1067) (2007-) 117安打/年
3川端慎吾 .295(3418-1009) (2006-) 124安打/年
4T-岡田 .261(3832-1002) (2006-) 125安打/年
5平田良介 .273(3601-*983) (2006-) 128安打/年
6大  和 .250(2792-*699) (2006-)
7炭谷銀仁朗.214(3208-*686) (2006-)
8安達了一 .239(2814-*673) (2012-)
9レアード .241(2485-*600) (2015-)

中堅とベテランの間にあたる世代
1000本安打超えは多いが、怪我などで安打数が伸び悩む選手が多い印象
モデルチェンジなどでこれからの飛躍に期待したい
他に俊介(309安打)ら

 

1986年世代(33歳) 5018安打 平均打率.2580 OPS.669 275.1打席/年

1陽 岱鋼 .271(4237-1148) (2005-) 122安打/年
2石川雄洋 .256(3922-1003) (2005-) 143安打/年
3デスパイネ.264(2343-*618) (2014-)
4ウィーラー.262(2112-*553) (2015-)
5上本博紀 .267(1928-*515) (2009-)
6大野奨太 .214(1960-*419) (2009-)
7ゲレーロ .258(1043-*269) (2017-)
8ペゲーロ .265(*955-*253) (2016-2018)
9岩本貴裕 .253(*947-*240) (2009-2019)

外国人助っ人に良い選手が多い一方、野手不足の世代
陽、石川も近年は控えが中心
岩本や江川智晃(183安打)ら将来を嘱望された大砲も今季限りでの引退を表明した

 

1985年世代(34歳) 6237安打 平均打率.2706 OPS.710 272.2打席/年

1大島洋平 .286(5039-1442) (2010-) 93安打/年
2聖澤 諒 .274(3004-*823) (2008-2018)
3荻野貴司 .279(2560-*715) (2010-)
4松山竜平 .287(2437-*700) (2008-)
5清田育宏 .257(2590-*666) (2010-)
6明石健志 .255(2299-*587) (2004-)
7E.メヒア .247(2065-*510) (2014-)
8荒波 翔 .261(1571-*410) (2011-2018)
9小窪哲也 .259(1481-*384) (2008-)

大卒社会人の大島が引っ張る1985年世代
打席数は少ないが代打などで重宝され、しぶとく生き残っている選手が多い
他に内村賢介(340安打)、ジュリスベル・グラシアル(173安打)ら

 

1984年世代(35歳) 10020安打(3位) 平均打率.2754 OPS.739 348.7打席/年(3位)

☆西岡 剛 .284(4373-1241) (2003-2018) 

1坂口智隆 .282(4992-1408) (2003-) 119安打/年
2長野久義 .285(4621-1316) (2010-) 137安打/年
3本多雄一 .276(4673-1289) (2006-2018)
4西岡 剛 .288(4140-1191) (2003-2010,2013-2018)
5長谷川勇也.290(3674-1065) (2007-) 187安打/年
6大引啓次 .251(3999-1004) (2007-)
7Wバレンティン .273(3513-*959) (2011-)
8嶋 基宏 .242(3846-*930) (2007-)
9雄  平 .293(2925-*858) (2003-)

2000本安打到達には黄信号が灯ってきているが、野球選手として一時代を築いた主力選手ばかりの世代
本多、岡田幸文(573安打)など引退する選手も出てきているが、もうひと頑張りに期待したいところ
他に吉村裕基(759安打)、マウロ・ゴメス(420安打)ら

 

1983年世代(36歳) 9598安打 平均打率.2692 OPS.768(3位) 306.5打席/年

1栗山 巧 .283(6450-1825) (2002-) 44安打/年
2今江敏晃 .283(5948-1682) (2002-2019)
3松田宣浩 .270(6056-1638) (2006-) 91安打/年
4中村剛也 .256(5729-1467) (2002-) 134安打/年
5J.ロペス .276(3364-*929) (2013-)
6根元俊一 .250(2333-*583) (2006-2018)
7飯原誉士 .258(2178-*563) (2006-2017)
8天谷宗一郎.255(1932-*493) (2002-2018)
9川島慶三 .252(1660-*418) (2006-)

内野手(特にサード)豊作の1983年世代
栗山、松田は2000本安打達成へ、中村剛はそれに加え500本塁打達成へ大きな期待がかかる
他にルイス・クルーズ(322安打)、新井良太(298安打)ら

 

1982年世代(37歳) 10743安打(2位) 平均打率.2780(3位) OPS.740 322.5打席/年

1内川聖一 .303(7161-2171) (2001-) 2018年達成
2中島宏之 .294(6003-1767) (2001-2012,2015-) 78安打/年
3片岡治大 .266(4413-1174) (2005-2017)
4田中浩康 .266(3823-1018) (2005-2018)
5藤田一也 .269(3769-1012) (2005-)
6亀井義行 .259(3830-*993) (2005-)
7畠山和洋 .266(3529-*937) (2001-2019)
8鉄  平 .278(3159-*878) (2001-2015)
9バルディリス .268(2956-*793) (2008-2015)

来季38歳と、大ベテランの域に差し掛かってきた1982年世代
一方で内川と亀井は今シーズン規定打席を超えており、まだまだチームに欠かせない戦力
他に大松尚逸(650安打)、李大浩(622安打)、ケイシー・マギー(457安打)、赤松真人(403安打)ら

 

1981年世代(38歳) 11547安打(1位) 平均打率.2900(1位) OPS.767 356.1打席/年(2位)

☆青木宣親 .311(7600-2365) (2004-) 2017年達成
☆川﨑宗則 .286(5343-1526) (2000-2017)
☆田中賢介 .282(5349-1507) (2000-2019)

1鳥谷 敬 .280(7448-2085) (2004-) 2017年達成
2糸井嘉男 .302(5381-1624) (2004-) 188安打/年
3青木宣親 .326(4884-1591) (2004-2011,2018-)
4田中賢介 .282(5319-1499) (2000-2012,2015-2019)
5川﨑宗則 .292(4710-1376) (2000-2011,2017)
6栗原健太 .293(3695-1082) (2000-2016)
7マートン .310(3287-1020) (2010-2015)
8鶴岡慎也 .238(2677-*636) (2003-)
9藤井淳志 .262(2419-*634) (2006-)

2000本安打を既に達成している青木・鳥谷を筆頭に平均打率1位、合計安打数1位の黄金世代
盗塁数も1位であり、4人が通算200盗塁超え
名選手たちの引き際にも注目したい
他に脇谷亮太(521安打)、ウィリー・モー・ペーニャ(454安打)ら

 

1980年世代(39歳) 9219安打 平均打率.2649 OPS.719 325.4打席/年

1村田修一 .269(6925-1865) (2003-2017)
2東出輝裕 .268(5094-1366) (1999-2015)
3小谷野栄一.264(4765-1260) (2003-2018)
4梵 英心 .264(3754-*990) (2006-2017)
5森本稀哲 .259(3497-*904) (1999-2015)
6渡辺直人 .259(3297-*853) (2007-)   
7ブランコ .272(2668-*725) (2009-2016)
8赤田将吾 .255(2525-*643) (1999-2014)
9ブラゼル .269(2278-*613) (2008-2014)

セカンドキャリアへ足を踏み入れている選手も目立つ1980年世代
一世を風靡した松坂世代だが野手はやや伸び悩み、2000本安打達成者はとうとう出なかった
他にブラッド・エルドレッド(496安打)、小池正晃(415安打)、矢野謙次(374安打)、後藤武敏(312安打)、古木克明(312安打)、フレデリク・セペダ(21安打)ら

 

1979年世代(40歳) 4415安打 平均打率.2475 OPS.652 179.3打席/年

1平野恵一 .279(4239-1184) (2002-2015)
2石原慶幸 .236(4330-1022) (2002-)   
3細川 亨 .203(3906-*680) (2002-)   
4H.ルナ .309(1535-*474) (2013-2016)
5田上秀則 .247(1377-*340) (2002-2013)
6小田智之 .274(*892-*221) (1998-2009)
7ホフパワー.225(*861-*173) (2011-2013)
8浅井 良 .249(*757-*171) (2002-2013)
9飯山裕志 .202(*743-*150) (1998-2017)

平均打率最下位、獲得打席数ワースト3位と野手大不足の1979年世代
この世代は投手も不足気味であり、野球選手の谷間の世代と言える
石原、細川は世代の生き残りとして、しぶとく頑張ってもらいたい

 

1978年世代(41歳) 9564安打 平均打率.2767 OPS.774(2位) 259.5打席/年

☆岩村明憲 .284(5583-1585) (1998-2014)

1阿部慎之助.284(7514-2132) (2001-2019) 2017年達成
2森野将彦 .277(5707-1581) (1997-2017)
3後藤光尊 .269(4702-1265) (2002-2016)
4岩村明憲 .290(4038-1172) (1998-2006,2011-2014)
5関本賢太郎.278(2905-*807) (1997-2015)
6髙橋信二 .266(2888-*768) (1997-2014)
7石井義人 .290(2224-*645) (1997-2014)
8阿部真宏 .248(2412-*599) (2001-2012)
9廣瀬 純 .273(2178-*595) (2001-2016)

今年阿部が引退し、全ての野手が居なくなった1978年世代
3割経験者も多く良い選手ばかりだが、2011~2012年の統一球によって成績が落ちてしまった選手が多いのが何とも悲しい
他に濱中治(580安打)、木元邦之(532安打)、G.G.佐藤(507安打)ら

 

1977年世代(42歳) 7993安打 平均打率.2661 OPS.717 254.3打席/年

☆福留孝介 .283(8456-2395) (1999-) 2016年達成

1荒木雅博 .268(7639-2045) (1996-2018) 2017年達成
2福留孝介 .291(6527-1897) (1999-2007,2013-)
3日高 剛 .237(4031-*956) (1996-2014)
4J.オーティズ .271(2845-*772) (2003-2004,2007-2013)
5藤本敦士 .251(2463-*619) (2001-2013)
6ヘルマン .278(1778-*494) (2012-2015)
7宮出隆自 .277(1655-*458) (1996-2012)
8葛城育郎 .248(1680-*417) (2000-2011)
9鶴岡一成 .235(1423-*335) (1996-2016)

福留、荒木が牽引する(していた)1977年世代
まだまだ元気な福留は日米通算2500本まで残り105本と来シーズンでの達成に期待がかかる
他に現楽天監督・三木肇(59安打)ら

 

2. 番外編

 現役選手については以上ですが、今年はあのイチローが引退した年なので、せっかくなのでイチロー世代まで遡りましょう。

 

1976年世代(43歳) 12412安打 平均打率.2770 OPS.757 327.8打席/年

☆城島健司 .289(6366-1837) (1995-2012)

1新井貴浩 .278(7934-2203) (1999-2018) 2016年達成
2金城龍彦 .278(5927-1648) (1999-2015)
3城島健司 .296(4756-1406) (1995-2005,2010-2012)
4サブロー .265(5143-1363) (1995-2016)
5二岡智宏 .282(4666-1314) (1999-2013)
6赤星憲広 .295(4330-1276) (2001-2009)
7多村仁志 .281(4140-1162) (1995-2015)
8相川亮二 .260(4429-1150) (1999-2017)
9里崎智也 .256(3476-*890) (1999-2014)

1000本安打超えの人数で圧倒しており、いきなりこれまでトップの1981年の合計安打数超えの黄金世代
タレント性、スター性の高い人気選手も多い

 

1975年世代(44歳) 13247安打 平均打率.2791 OPS.734 328.0打席/年

☆松井稼頭央.286(9453-2699) (1994-2018) 2009年達成

1松井稼頭央.291(7190-2090) (1994-2003,2011-2018) 2015年達成
2福浦和也 .284(7039-2000) (1994-2019) 2018年達成
3井端弘和 .281(6803-1912) (1998-2015)
4大村直之 .284(6566-1865) (1994-2010)
5高橋由伸 .291(6028-1753) (1998-2015)
6金子 誠 .256(6344-1627) (1994-2014)
7高須洋介 .268(3452-*925) (1998-2013)
8福地寿樹 .272(2389-*650) (1994-2012)
9早川大輔 .258(1646-*425) (2002-2011)

通算安打数5位のレジェンド松井稼頭央が率いる豪華1975年世代
1500安打以上が6人とトップで集計期間中堂々の合計安打数単独1位

 

1974年世代(45歳) 10961安打 平均打率.2837 OPS.826 412.6打席/年

☆松井秀喜 .293(9014-2643) (1993-2012) 2007年達成
☆井口資仁 .270(8353-2254) (1997-2017) 2013年達成

1ラミレス .301(6708-2017) (2001-2013) 2013年達成
2井口資仁 .270(6512-1760) (1997-2004,2009-2017)
3松井秀喜 .304(4572-1390) (1993-2002)
4柴原 洋 .282(4898-1382) (1997-2011)
5フェルナンデス .282(4566-1286) (2003-2013)
6今岡 誠 .279(4607-1284) (1997-2012)
7F.セギノール .273(2656-*724) (2002,2004-2010)
8ズレータ .279(2114-*590) (2003-2008)
9大友 進 .263(2005-*528) (1996-2005)

外国人助っ人が豊作なのとは対照的に、日本人選手は大友以下は通算400安打を切る選手ばかりと野手不足気味
それでも日米で大活躍した松井秀喜に続くように、井口、ラミレスが名球会入りを果たしている

 

1973年世代(46歳) 12784安打 平均打率.2880 OPS.814 367.5打席/年

☆イチロー .322(13553-4367) (1992-2019) 2004年達成
☆中村紀洋 .267(*7929-2106) (1992-2014)

1小笠原道大.310(*6828-2120) (1997-2015) 2011年達成
2中村紀洋 .266(*7890-2101) (1992-2004,2006-2014) 2013年達成
3松中信彦 .296(*5964-1767) (1997-2015)
4清水隆行 .289(*4942-1428) (1996-2009)
5イチロー .353(*3619-1278) (1992-2000)
6礒部公一 .281(*4353-1225) (1997-2009)
7小坂 誠 .251(*4261-1069) (1997-2010)
8坪井智哉 .292(*3348-*976) (1998-2011)
9塩崎 真 .258(*3184-*820) (1997-2010)

球界を代表する名選手ばかりの最強世代
カツノリ(66安打)ではなく礒部を捕手にするとポジションが綺麗に埋まり、世代最強の打線が完成する
日米通算での9人の合計安打数15878安打は今後抜かれることは無いだろう

 

3. グラフで見る世代の特色

最後に、外国人助っ人ファンの方には申し訳ないですが、ここまでの1973年世代~1996年世代の9人を日米通算安打数の多いNPBドラフト指名選手に選び直したとき*の世代ごとの各指標をグラフにしましたので、いくつか載せます。

*外国人選手の多い1986年世代なら、陽岱鋼、石川雄洋、上本博紀、大野奨太、岩本貴裕、江川智晃、坂田遼、山崎憲晴、宮﨑祐樹というようなメンバーになる。

 

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各世代安打数トップ9の合計試合数・安打数

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各世代安打数トップ9の年あたり獲得打席数

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各世代安打数トップ9の平均出塁率・長打率

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各世代安打数トップ9の盗塁、盗塁死**、赤星式盗塁***

**盗塁死はマイナス1倍で表示 ***赤星憲広氏の発言から生まれた指標で、赤星式盗塁=盗塁-盗塁死✕2で表される(下記記事参照)

baseball-datajumble.hatenablog.com

 

4. 終わりに

この記事を読んで、プロ野球選手の世代間の特色や同世代の選手について新しいことを知ることができたなら幸いです。今回は野手でしたので、次は投手編を考えています。これからも、プロ野球を楽しみましょう!そして、同世代の選手を応援しましょう! 

 

5. 参考サイト

NPB.jp 日本野球機構

FanGraphs Baseball | Baseball Statistics and Analysis