本記事は記事改訂のお知らせになります。
更新もアクセスも少ないこのブログですが、最も読まれているのが『平成以降の抑え投手の劇場度・絶望度ランキング』という記事です。
WHIPと残塁率(このブログではsLOB%)とセーブ成功率(分かれば)から、抑え投手が"劇場型"か、相手を絶望させる"絶望型"かを判別するというものですが、いつの時代も劇場型のクローザーがネットでの野球実況でも人気なように、全野球ファン共通で興味を惹かれる話題のようです。
そこで今更ですが、以下のような劇場度と絶望度を計算するツールを設置しました。この2つの指標のもととなるWHIP、sLOB%、セーブ成功率の計算に必要な8つの指標(セーブ、投球回、被安打、被本塁打、与四球、与死球、失点、ブロウンセーブ*)の値を入力すれば、簡単に劇場度と絶望度が算出できます。
※ブロウンセーブとは、セーブ失敗を表す指標です。
一つ例を挙げると、防御率が物凄く低い今年のライデル・マルティネス投手の成績(9月5日付)はスポーツナビによると、

素晴らしい成績ですね!ブロウンセーブ以外の必要な指標は全て揃っているので、これを面倒ですが、ちまちまとそれぞれの値を入力して"計算"ボタンを押すと、
こんな感じで手軽に劇場度と絶望度が出てきます(セーブ失敗なしとして計算)。
ブロウンセーブはMLBには存在する指標ですが、成立する条件などは曖昧なところもあるので、入力しなくても構いません(ブロウンセーブの条件などについて私があれこれ考えた記事がいくつかあるので、そちらを参照)。
月間の成績とか、実際にはあり得ない値でも良いので、色々と入力して遊んでみてください。元の記事にも後で追加しておきます。
フォームの作り方などは以下のサイトを参照させていただきました。ありがとうございました。
WBC優勝から記録的なシーズンを送っていた大谷翔平選手の故障でがっかりしている野球ファンの方も多いと思いますが、浮き沈みがあるのが人間なので、時間を経てまた違う姿で戻ってくることでしょう。そんな"浮き沈みをどうにかしようとする一面"も垣間見える『劇場度・絶望度 計算ツール』をよろしく。